インタビュー
M・Tさん
医療関連・看護助手
看護助手というものになります。採血で怖がってる患者さんの腕をちょっと押さえたり、病院のシーツ交換だったり、入院してきた患者様の荷物を整理整頓したり、立ち上がれない患者さんを抱っこして車椅子に乗せたり、患者さんのおむつ交換だったり…あとは、入浴の介助だったり、そういったものが主な業務です。
施設のヘルパーさんなど、そういった方を想像していただければと思います。
朝の9時から夕方の5時まで、週4、5日程度働いています。
経験はありませんでした。本当は清掃などの仕事なのかなと思っていたのですが、 面接に行ったら、たまたま「看護助手」だったんです。介護とか人のお世話自体はじめてでしたが、特にこうやって抵抗もなく、すんなりと馴染んでいったって感じでしたね。
研修については、病院で最初にオリエンテーションがあり、看護部長さんや看護師長さんから詳しくお話を聞いて、病棟でお仕事を開始しました。現場にはベテランの助手さんがいっぱいいたので、いろいろと手厚く教えていただきました。
患者さんと関わってるというのはとても楽しいですね。やはり 患者さんから「ありがとう」とか「助かったよ」という言葉をいただいた時はすごく心が救われます。あとは退院して「またもとのように暮らせます」という患者さんを見送る時は、達成感といいますか、「よくここまで治って良くなってくれましたね」という喜びがあります。
3年くらい実務経験があれば介護福祉士の資格取得に挑戦できるよっていうことを聞いたので、それを目指してみたいと考えています。
どの仕事もそうですけど、特に介護の仕事は、肉体労働・身体が資本ですので、たしかに大変な面はあると思います。特に患者さんのお世話は腕力が必要ですし。けれど、それ以上に、やりがいはあります。患者さんとの関わりのなかで、逆にこちらが救われると感じることも多いです。